近年、物価の上昇や燃料費の高騰により、経営状況が悪化して資金繰りに悩む運送業が増えています。
企業の資金繰りの改善や、新たな事業を開始する際に、国や地方自治体の補助金・助成金の利用を検討する場合もあるでしょう。
この記事では、運送業が利用できる補助金・助成金の種類をご紹介します。
- 事業再構築補助金
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- エイジフレンドリー補助金
- 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」
- 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金「商用車の電動化促進事業」
- 運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金
- 事故防止対策支援推進事業に係る補助金
- 物流拠点機能強化支援事業費補助金
- 原油価格高騰等対策支援制度(各自治体)
- 全日本トラック協会助成事業
また、補助金・助成金の違いやメリット・デメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
運送業の補助金・助成金にはどんな違いがある?
運送業で、資金繰りや資金調達によく利用されている補助金・助成金ですが、利用する前に制度の内容を理解しておくことが大切です。
補助金と助成金の違いを下記の表でまとめましたので、参考にしてください。
補助金 |
・条件を満たしたうえで審査に通過できれば利用できる ・主な管轄は経済産業省 ・国や自治体が政策や事業を進めたり周知や取り組み促進のためなど、企業の事業サポートを目的としている ・給付額は数百万円〜数十億円 ・公募期間は短め(一定の期間のみ公募) |
助成金 |
・助成金は条件を満たせばほぼ利用できる ・主な管轄は厚生労働省 ・助成金制度は、労働者の職の安定を目的としている ・給付額は数十万〜数百万円 ・公募期間は長め(通年公募) ※一部例外あり |
補助金は、条件を満たしたうえで審査に通過する必要がありますが、助成金は条件を
満たせば利用できるものが多いといった違いがあります。
また、給付額は助成金より補助金の方が多い特徴があり、公募期間は助成金の方が長めに設定されています。
補助金・助成金を利用する前にメリット・デメリットを確認しておこう
補助金・助成金の利用は、メリットだけでなくデメリットも確認しておく必要があります。
この章では、補助金・助成金を利用するメリット・デメリットをご紹介します。
自社の状況に合わせて、利用するかどうかを検討しましょう。
メリット
補助金・助成金を利用するメリットは下記が挙げられます。
- 返済不要な給付金を受給できる
- 事業計画を見直す機会ができる
- 事業価値が高まり社会的な信用が得られる
大きなメリットとしては、給付を受けた補助金・助成金は返済不要なことです。
補助金・助成金の対象となる事業や条件をクリアして給付対象となれば、受給できます。
また、補助金・助成金の申請には、事業計画書を提出する必要があり、自社の事業を根本的に見直す機会も得られます。
さらに、支給が認められると事業をしっかりと行っている企業として、社会的な信用が得られるのもメリットといえるでしょう。
デメリット
補助金・助成金を利用する際のデメリットは下記のとおりです。
- 書類準備や受給までに時間がかかる
- 絶対に受給できるとは限らない
- 給付金は課税対象となる
補助金・助成金を利用するためには、申請書類を全て揃える必要があります。
補助・助成の対象と認められるには、しっかりとした事業内容であることを証明するために必要な手続きを行っていかなければなりません。
また、補助金・助成金は、事前に申請して事後に給付されるため、受給までに時間がかかるのと、事業に必要な資金の立て替えが必要になることを理解しておきましょう。
ほかにも、給付された補助金・助成金は収入とみなされるため、課税対象となる点に注意が必要です。
【2024年最新】運送業が利用できる補助金・助成金一覧
この章では、運送業が利用できる補助金・助成金をご紹介します。
2024年に利用できる補助金・助成金の一覧は下記のとおりです。
- 事業再構築補助金
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- エイジフレンドリー補助金
- 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
- 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金
- 運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金
- 事故防止対策支援推進事業に係る補助金
- 物流拠点機能強化支援事業費補助金
- 原油価格高騰等対策支援制度(各自治体)
- 全日本トラック協会助成事業
それぞれの補助金・助成金の目的や補助額などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
事業再構築補助金
事業再構築補助金とは「資金繰りが悪化している事業者に対して、業態転換や販路開拓を通じて事業を再構築するための費用をサポートする制度」です。
事業再構築補助金の第12回公募では、下記の類型で申請を受け付けています。
事業再構築の類型 |
補助上限額・補助率 |
成長分野進出枠(通常類型) ・ポストコロナに対応した、成長分野への大胆な事業再構築にこれから取り組む事業者向け ・国内市場縮小等の構造的な課題に直面している業種・業態の事業者向け |
・補助上限額 3,000万円(※4,000万円) (一部廃業を伴う場合2,000万円上乗せ) ※短期に大規模な賃上げを行う場合 ・補助率 中小1/2(※2/3) 中堅1/3(※1/2) ※短期に大規模な賃上げを行う場合 |
成長分野進出枠(GX進出類型) ・ポストコロナに対応した、グリーン成長戦略「実行計画」14分野の課題の解決に資する取組をこれから行う事業者向け |
・補助上限額 中小:5,000万円(※6,000万円) 中堅:1億円(※1.5億円) ※短期に大規模な賃上げを行う場合 ・補助率 中小1/2(※2/3) 中堅1/3(※1/2) ※短期に大規模な賃上げを行う場合 |
コロナ回復加速化枠(通常類型) ・今なおコロナの影響を受け、コロナで抱えた債務の借り換えを行っている事業者や事業再生に取り組む事業者向け |
・補助上限額 2,000万円 ・補助率 中小2/3 中堅1/2 |
コロナ回復加速化枠(最低賃金類型) ・コロナ禍が終息した今、最低賃金引上げの影響を大きく受ける事業者向け |
・補助上限額 1,500万円 ・補助率 中小3/4(※2/3) 中堅2/3(※1/2) ※コロナで抱えた債務の借り換えを行っていない者の場合 |
サプライチェーン強靱化枠 ・ポストコロナに対応した、国内サプライチェーンの強靱化に資する取組をこれから行う事業者向け |
・補助上限額 3億円(※5億円) ※建物費を含む場合 ・補助率 中小1/2 中堅1/3 |
引用:「事業再構築補助金リーフレット」
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業
ものづくり補助金は、賃上げや保険対象者拡大、インボイス制度導入などによって資金繰りが悪化している事業者に対して、サービス開発や生産性向上にかかる費用をサポートする制度です。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業では、下記の類型で申請を受け付けています。
枠・類型 |
補助上限額・補助率 |
省力化(オーダーメイド)枠 人手不足の解消に向けて、デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)の導入等により、革新的な生産プロセス・サービス提供方法の効率化・高度化を図る取り組みに必要な設備・システム投資等を支援 |
・補助上限額 ※カッコ内は大幅賃金上げを行う場合 従業員数 5人以下:750万円(1,000万円) 6~20人:1,500万円(2,000万円) 21~50人:3,000万円(4,000万円) 51~99人:5,000万円(6,500万円) 100人以上:8,000万円(1億円) ・補助率 中小企業1/2 小規模・再生2/3 ※補助金額1,500万円までは1/2もしくは2/3、1,500万円を超える部分は1/3 |
製品・サービス高付加価値化枠 【通常類型】 革新的な製品・サービス開発の取組みに必要な設備・システム投資等を支援 【 成長分野進出類型(DX・GX)】 今後成長が見込まれる分野(DX・GX)に資する革新的な製品・サービス開発の取組みに必要な設備・システム 投資等を支援 |
・【通常類型】の補助上限額 ※カッコ内は大幅賃金上げを行う場合 従業員数 5人以下:750万円(850万円) 6~20人:1,000万円(1,250万円) 21人以上:1,250万円(2,250万円) ・【通常類型】の補助率 中小企業1/2 小規模・再生2/3 ※新型コロナ回復加速化特例2/3 ・【 成長分野進出類型(DX・GX)】の補助上限額 従業員数 5人以下 :1,000万円(1,000万円) 6~20人:1,500万円(1,750万円) 21人以上 :2,500万円(3,500万円) ・【 成長分野進出類型(DX・GX)】の補助率 2/3 |
グローバル枠 海外事業を実施し、国内の生産性を高める取組みに必要な設備・システム投資等を支援します。 |
・補助上限額 ※カッコ内は大幅賃金上げを行う場合 3,000万円(3,100万円~4,000万円) ・補助率 中小企業1/2 小規模2/3 |
引用:「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業公募要領(18次締切分)1.1版」
IT導入補助金
中小企業・小規模事業者等の業務効率化のために、ITツールの導入を補助している制度です。
枠・類型 |
補助上限額・補助率 |
通常枠 自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート |
・補助上限額 1プロセス以上:5万円以上150万円未満 4プロセス以上:150万円以上450万円以下 ・補助率 1/2以内 |
インボイス枠(インボイス対応類型) インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上をサポート |
【インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト】 ・補助上限額 50万円以下 ※会計・受発注・決済のうち1機能以上を有することが機能要件 ・補助率 3/4以内、4/5以内 ※中小企業は3/4、小規模事業者は⅘ 50万円超〜350万円以下 ※会計・受発注・決済のうち2機能以上を有することが機能要件 ・補助率 補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については⅔ 【PC・ハードウェア等】 ・補助上限額 PC・タブレット等:10万円以下 レジ・券売機等:20万円以下 ・補助率 1/2以内 |
インボイス枠(電子取引類型) インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援 |
・補助上限額 (下限なし)~350万円以下 ・補助率 中小企業小規模事業者等:2/3 以内 その他の事業者等:1/2 以内 ※インボイス枠(電子取引類型)では、中小企業・小規模事業者のみなさまと受発注の取引を行っている事業者(大企業含む)が対象 |
セキュリティ対策推進枠 サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援 |
・補助上限額 5万円以上100万円以下 ・補助率 1/2以内 |
複数社連携IT導入枠 業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者のみなさまが連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援 |
【基盤導入経費】 ・ソフトウェア 補助上限額:50万円以下×グループ構成員数 ※3,000万円が上限 補助率:3/4以内、4/5以内 ※補助額のうち50万円以下については補助率は3/4以内(ただし、小規模事業者は4/5以内)、50万円超については補助率は2/3以内 ・ハードウェア(PC・タブレット等) 補助上限額:10万円以下×グループ構成員数 ※3,000万円が上限 補助率:1/2以内 ・ハードウェア(レジ・券売機等) 補助上限額:20万円以下×グループ構成員数 ※3,000万円が上限 補助率:1/2以内 【消費動向等分析経費】 補助上限額:50万円以下×グループ構成員数 ※3,000万円が上限 補助率:2/3以内 【その他経費】 補助上限額:200万円以下 ※補助額上限は【基盤導入経費と消費動向等分析費の合計額】×10%×2/3(補助率)もしくは200万円のいずれか小さい額 補助率:2/3以内 |
引用:「IT導入補助金2024(IT導入補助金とは)」「IT導入補助金2024(手続きフロー(中小企業・小規模事業者等のみなさまの手続き))」
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、従業員の数が5〜20人以下の小規模事業者で、賃上げや事業継承などによって小規模事業を維持・存続しようと考えている事業者が利用できる制度です。
小規模事業者持続化補助金では、下記の類型で申請を受け付けています。
枠・類型 |
補助上限額・補助率 |
通常枠 小規模事業者自らが作成した経営計画に基づき、商工会・商工会議所の支援を受けながら行う販路開拓等の取組を支援 |
・補助上限額:50万円 ・補助率:2/3 |
賃金引上げ枠 販路開拓の取り組みに加え、事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上である小規模事業者 |
・補助上限額:200万円 ・補助率:2/3 ※赤字事業者は、補助率 3/4に引上げ。 |
卒業枠 販路開拓の取り組みに加え、雇用を増やし小規模事業者の従業員数を超えて事業規模を拡大する小規模事業者 |
・補助上限額:200万円 ・補助率:2/3 |
後継者支援枠 販路開拓の取り組みに加え、アトツギ甲子園においてファイナリスト及び準ファイナリストに選ばれた小規模事業者 |
・補助上限額:200万円 ・補助率:2/3 |
創業枠 産業競争力強化法に基づく「特定創業支援等事業の支援」を受 け、販路開拓に取り組む創業した小規模事業者 |
・補助上限額:200万円 ・補助率:2/3 |
※インボイス特例の要件を満たす場合は、上記補助上限額に50万円を上乗せ
エイジフレンドリー補助金
エイジフレンドリー補助金は、高齢者をふくむ全労働者が安心・安全に仕事ができるように、取り組みを行った事業者が受給できる補助金です。
エイジフレンドリー補助金では、下記の類型で申請を受け付けています。
枠・類型 |
補助上限額・補助率 |
高年齢労働者の労働災害防止対策コース 高年齢労働者が安全に働けるよう、高年齢労働者にとって危険な場所や負担の大きい作業を解消する取組等に対して、補助を行います |
・補助上限額:100万円(消費税を除く) ・補助率:1/2 |
転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース 労働者の身体機能低下による「転倒」や「腰痛」の行動災害を防止するため、身体機能維持改善のための専門家等による運動プログラムに基づいた身体機能のチェック及び専門家等による運動指導等に要する費用を補助対象とします。 |
・補助上限額:100万円(消費税を除く) ・補助率:3/4 |
コラボヘルスコース コラボヘルス等の労働者の健康保持増進のための取組に対して、補助を行います |
・補助上限額:30万円(消費税を除く) ・補助率:3/4 |
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」は、中小トラック運送業者について燃費性能の高い低炭素型ディーゼルトラックの導入を支援する事業です。
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」では、下記の類型で申請を受け付けています。
車型区分 補助対象となる排出ガス規制識別記号 |
基準額 |
大型(12t超) 2015年度燃費基準10%以上:2RG・2TG 2015年度燃費基準5%以上:2PG |
2015年度燃費基準10%以上の基準額 ・75万円(廃車有) ・50万円(廃車無) 2015年度燃費基準5%以上の基準額 ・50万円(廃車有) ・37.5万円(廃車無) |
中型(7.5t超〜12t以下) 2RG・2TG |
基準額 ・42万円(廃車有) ・28万円(廃車無) |
小型(3.5t超〜7.5t以下) 2RG・2TG |
基準額 ・15万円(廃車有) ・10万円(廃車無) |
引用:一般財団法人 環境優良車普及機構「令和6年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」
脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金「商用車の電動化促進事業」
脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金「商用車の電動化促進事業」は、商用車(トラック・タクシー・バス)の電動化に対し補助を行い、普及初期の導入加速を支援する事業です。
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」で受けられる補助は下記のとおりです。
補助対象額 |
① 充電設備の価格と充電設備工事費の和(機構が必要と認めた額) ② 充電設備と工事の補助上限額は総額であり、機器の機能や工事内容ごとに個別の上限が存在。そのため、充電設備の機能や工事の内容によって、必ずしも上限額がそのまま補助されるものではない ③補助対象経費は、事業を行うために必要な工事費(本工事費、付帯工事費、機械器具費、測量及試験費)、設備費、業務費及び事務費 ④申請者は、最初に「交付申請」を行い、機構の交付決定が必要 ※車両の購入については、交付決定の前に行ってもよいが、充電設備(機器及び工事)は、交付決定を通知する前に発注、契約等を行った経費は、交付対象外となる |
引用:一般財団法人 環境優良車普及機構「令和5年度補正予算 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金 令和5年度補正予算 商用車の電動化促進事業」
運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金
令和6年度経済産業省補助事業(国土交通省連携事業)による「運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金(トラック輸送省エネ化推進事業)」について解説します。
トラック輸送省エネ化推進事業
トラック事業者と荷主等とが連携して取り組み、輸送効率化を通じた消費エネルギーの削減効果を実証することを目的とした制度です。
主に下記のシステムや車両の導入を支援してくれます。
- ⾞両動態管理システム、予約受付システム等、配⾞計画システム及びAI・IoTによるシステム連系ツールの導⼊
- ダブル連結トラック及びスワップボディコンテナ⾞両の導⼊に要する経費の⼀部を支援
トラック輸送省エネ化推進事業では、下記の内容で申請を受け付けています。
システム・種類 |
1事業者あたりの申請上限・補助率 |
車両動態管理システム(クラウド型) |
・上限額:14万円/台×上限30台/事業者 ※徐グエン台数の緩和措置あり) ・補助率:定額1/2以内 |
予約受付システム |
「予約受付システム」「ASNシステム」「受注情報事前確認システム」「パレット等管理システム」 ・上限額:4千万円/事業者 ・補助率:定額1/2以内 「パレタイズシステム」 ・上限額:5千万円/事業者 ・補助率:定額1/2以内 |
配車計画システム |
・上限額:4千万円/事業者 ・補助率:定額1/2以内 |
AI・LOTによるシステム連携ツール |
・上限額:5千万円/事業者 ・補助率:定額1/2以内 |
ダブル連結トラック |
・上限額:1千万円/台×上限10台/事業者 ・補助率:定額1/2以内 |
スワップボディコンテナ車両 |
・上限額:1千万円/台×上限10台/事業者 ※荷台は上限3基/台) ・補助率:定額1/2以内 |
※定額(1/2以内):定額(補助金上限額)と補助対象経費×1/2以内のいずれか低い額を補助金額とするこという。
引用:令和6年度 運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金「トラック輸送省エネ化推進事業 (補助事業概要)」
新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業
新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業は、サプライチェーン上の複数の事業者が連携して下記の内容に取り組むことで、2050年カーボンニュートラル及びそれに向けた2030年度における省エネ目標の達成に向けた陸上運輸部門における省エネルギー化や非化石エネルギー転換を推進することも目的とした制度です。
- 高度なデジタル技術を活用したサプライチェーン全体の効率化
- 輸送計画と連携したEVトラックへの充電タイミング等の最適化実現に対する補助支援
また、安定的かつ適切なエネルギーの需給構造の構築を図ることも目的としています。
新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業では、下記の内容で申請を受け付けています。
補助対象区分 |
対象となる経費・補助率 |
共通システム事業費 (物流全体効率化システム導入費) |
・対象経費:発荷主・輸送事業者・着荷主等の事業者間における輸送情報等の連携にあたり必要な共通システムに要する経費 ・補助率:1/2以内 |
サプライチェーン輸送効率化機器事業費 (輸送効率化機器導入費) |
・対象経費:共通システムと情報連携する輸送効率化機器※の導入により輸送計画全体の最適化実証に要する経費 ※共通システムと連系して作動又は共通システムより出力されたデータ等を活用して作動することにより、高度な輸送効率化を可能とする機器に限る。 ・補助率:1/2以内 |
充電・充填タイミング最適化実証事業費 (充電・充填インフラ導入費) |
・対象経費:共通システムと連携することにより、EVトラックやFCVトラックへの充電・充填タイミング等の最適化実現に向けた実証に要する経費 ・補助率:定額1/2以内 |
引用:令和6年度 運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金「新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業 (補助事業概要)」
事故防止対策支援推進事業に係る補助金
事故防止対策支援推進事業に係る補助金は、自動車運送事業における交通事故防止の観点から、先進安全自動車(ASV)や運行管理の高度化に資する機器の導入等の取組を支援することを目的とした制度です。
新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業では、下記の内容で申請を受け付けています。
自動車運送事業の安全総合対策事業 |
補助上限額 |
先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援 先進安全自動車(ASV)の普及を促進し事故の削減を図るため、自動車運送事業におけるASVの導入支援を行う事業 |
・補助上限額:3万円~10万円 ※装置やシステムによって異なる |
運行管理の高度化に対する支援 自動車運送事業者が高度な運行管理及び運転者への安全指導を行うことによって事業用自動車の運行における更なる安全性向上を図っていくことを目的として、デジタル式運行記録計や映像記録型ドライブレコーダー等の運行管理に係る機器の導入支援を行う事業 |
・補助上限額:1万円~13万円 ※機器によって異なる |
過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援 過労運転による事故等を未然に防止するために、リアルタイムで運転者の疲労状態の確認や注意喚起等を可能とするために必要な先進機器等の導入支援を行う事業 |
・補助上限額:機器取得に要する経費の 1/2 ※ただし機器によって上限が2~13万円に制限される場合がある |
社内安全教育の実施に対する支援 自動車運送事業者が外部機関によるコンサルティングを活用することにより、社内従業員に対し、自動車事故防止に係る安全教育を実施する場合の費用支援を行う事業 |
・補助上限額:コンサルティングの活用に要する経費の 1/3 ※ただし、100 円未満の端数が発生した場合には 100 円未満の金額を切り捨てる。 ※補助対象事業者あたりの上限については 100 万円とする (申請状況によっては、さらなる上限を付したうえで補助金の交付を行う場合がある。) |
先進安全自動車の整備環境の確保事業 |
補助上限額 |
先進安全自動車の整備環境の確保事業 に対する支援(スキャンツール) スキャンツール※ の導入に必要な経費(設備費)及び利活用のための研修に要する経費の一部を補助することで、自動車整備事業者の整備環境を確保し、先進安全自動車の性能を維持する事業。 ※スキャンツール:電子制御による新技術が活用されている自動車の省エネルギー性能の維持に必要なツールであり、自動車の装置の作動状況を外部接続して診断する、外部故障診断装置。 |
・補助上限額:設備費、研修費それぞれ本体価格の 1/3 ※ただし、100円未満は切り捨てるものとし、1事業場当たりの限度額は16万円(設備費:15万円、研修費:1万円)となります。 |
引用:「被害者保護増進補助金」
物流拠点機能強化支援事業費補助金
物流拠点機能強化支援事業費補助金は、災害対応能力の強化を図るために非常用電源設備の導入支援を行い、物流拠点において電源機能を維持し、迅速かつ円滑な物資輸送体制の確保を目指すことを目的とした制度です。
物流拠点機能強化支援事業費補助金では、下記の内容で申請を受け付けています。
補助対象設備 |
非常用電源設備(発電設備又は蓄電池) |
補助率及び上限額 |
1/2以内(上限1,000万円) |
引用:国土交通省「物流拠点機能強化支援事業」(補助事業)について、令和5年度補正予算3次公募開始!
原油価格高騰等対策支援制度(各自治体)
原油価格高騰を受けて、資金繰り悪化を緩和する支援制度を設けている自治体もあります。
特に運輸業者の拠点が多い地域では、支援制度が活用できる場合もあるため、事前に確認をしておくことをおすすめします。
全日本トラック協会助成事業
全日本トラック協会が実施している助成事業も多くあります。
詳しくは下記の表を参考にしてください。
安全対策事業 |
事業対象・補助額・補助率 |
安全装置等導入促進助成事業 事業用トラックの交通事故ゼロを目指すため |
・対象 ①後方視野確認支援装置 ②側方視野確認支援装置 ③側方衝突監視警報装置 ④呼気吹込み式アルコールインターロック ⑤IT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器 ⑥トルク・レンチ ・補助額・補助率 上記①、②、④、⑤は、対象装置ごとに機器取得価格の1/2、上限2万円 なお、後方視野確認支援装置及び側方視野確認支援装置を同時に導入した場合は、各々の装置が助成対象となり機器取得価格総額の1/2、上限4万円 上記③は、車両1台につき、取得価格の1/2、上限10万円 上記⑥は、1事業所1台、取得価格の1/2、上限3万円 |
ドライバー等安全教育訓練促進助成制度 トラックドライバー、安全運転管理者等の安全教育訓練の受講を促進するため |
・対象 ドライバー等に対する安全教育訓練で、全ト協が指定する研修 ・補助額・補助率 【一般研修】 1泊2日:1万円 【特別研修】 2泊3日:受講料の7割を助成(Gマーク認定事業所の場合は全額助成) |
トラック運転者の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」スクリーニング検査助成事業 睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査助成事業を実施し、トラックドライバーの睡眠の質を検査し、安全性向上と健康増進に務めるため |
・対象 指定検査・医療機関が実施するSASスクリーニング検査のうち、 健康保険適用外である第1次検査および第2次検査 ・補助額・補助率 ①第1次検査費用の半額(上限500円/人) ②第2次検査費用の半額(上限2,000円/人) ③第1次検査及び第2次検査を同時に実施している場合は、合計費用の半額(上限2,500円/人) |
血圧計導入促進助成事業 過労死や健康起因事故につながる、脳・心臓疾患発症の要因となる高血圧の予防のため |
・対象 管理医療機器かつ特定保守管理医療機器である全自動血圧計(業務用) ・補助額・補助率 機器取得費用の1/2、上限5万円 |
環境対策事業 |
事業対象・補助額・補助率 |
環境対応車導入促進助成事業 温室効果ガスの排出削減と地球環境の保全を図ることを目的として |
天然ガス自動車:12.2万円~100万円 ハイブリッド自動車:9.7万円~60万円 電気自動車:30万円 燃料電池自動車:30万円 ※車両総重量によって異なる |
アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業 アイドリングストップの励行を支援するため |
・対象 ①エアヒータ ②車載バッテリー式冷房装置 ※対象機器の確認は要お問合せ ・補助額・補助率 機器取得価格の1/2以内の額(上限6万円) |
経営改善事業 |
事業対象・補助額・補助率 |
若年ドライバー確保のための運転免許取得支援助成事業 少子高齢化に対応した若年労働者を確保するた |
・対象 以下の教習または準中型免許取得のために指定教習所等でかかる費用(事業者が負担した場合に限る) 1.特例教習の講習 2.準中型免許のうち、 ①準中型免許の新規取得 ②5トン限定準中型免許の限定解除 ※2.①は普通免許取得後の取得を含む ・補助額は要お問合せ |
中小企業大学校講座受講促進助成制度 トラック運送事業者の経営基盤の一層の向上を図るため |
・対象 上記中小企業大学校各校で実施される講座のうち、 以下に該当する講座が対象となります。 ①トップのための経営戦略、経営計画等に関する講座 ②実践的な財務管理、利益計画等に関する講座 ③管理者のための人材育成、労務管理等に関する講座 ④女性リーダーの能力開発等に関する講座 ⑤情報化、システム構築に関する講座 ⑥その他物流事業に関する講座 ・補助額・補助率 受講料の1/3 ※国、自治体、他団体(都道府県トラック協会含む)等からの助成金の合計が受講料の2/3を超える場合、助成金を交付しません。 |
自家用燃料供給施設整備支援助成事業 燃料費対策の一環として |
・対象 会員事業者、協同組合、連合会 ※交付申請は年度内1施設限りとする。 ※過去(平成20~26年度及び平成28年度~令和5年度)に全日本トラック協会から同事業による助成金の交付を受けた会員事業者、協同組合・連合会は、助成対象外とする。 ・補助額・補助率 軽油タンクの新設(設置1箇所分のみ)100万円 軽油タンクの増設又は増設を伴う代替30万円 ※ただし、公募期間の初日等に申請が予算総額を超過した際には、1件あたりの助成金額を減額する場合がある。 |
インターンシップ導入促進支援事業 業界における人材確保対策の促進を図るため |
・対象 会員事業者が、全ト協の開設したインターンシップ登録サイトに必要事項を登録し た後、高等学校以上の教育機関からの依頼によりインターンシップを受入れた場合 ・補助額・補助率 ①インターンシップ受入れ期間3日間:9万円 ②インターンシップ受入れ期間4日間:11万円 (3)インターンシップ受入れ期間5日間以上:13万円 ※ただし、上記受入れ期間は同一学生に対する受入れ期間とし、受入れ人数にかかわらず上記の助成額とする。 |
中央近代化基金「補完融資」 長期低金利の融資を推進し、トラック運送事業者の近代化・合理化を図るため |
・対象 (1)トラックターミナル・配送センター等の物流施設の整備に要する資金 ①近代化・合理化のための事務機器等の設置購入に要する資金を含む ②「補修・改修」に要する資金を含む (2)人材確保及び生産性向上のための設備 ①福利厚生施設の整備に要する資金(男女別施設(トイレ・更衣室・ 休憩室等)を含む) ②荷役機械購入に要する資金(テールゲートリフターの設置を含む) ※車両購入及び改造は除く (注1)推薦融資の対象となるのは、令和6年度において投資される資金であり、投資時期は資金の支払時期で判断するものとする ただし、2か年度にわたり一体的な整備が必要な不動産投資等については、令和7年度までの資金も推薦対象とする (注2)自己資金等で設備代金を支払済みの場合は推薦対象としない
ただし、推薦決定以前に支払いを行ったものであっても、令和6年4月1日以降に「金融機関からのつなぎ融資」、「割賦手形」で必要資金を賄った場合で、本推薦融資の資金が、当該つなぎ融資の一括返済、当該割賦手形の一括組戻しに充当されるものについては推薦対象とする (注3)融資推薦対象事業に要する資金には消費税を含めることができる ・補助額・補助率 事業規模が1億円以上の大規模プロジェクトで、申込会員の令和6年度以降の投資額の30%以内で未払金額の範囲内とする。 ただし、上限金額は5億円とし、投資額の30%が5千万円未満の場合は5千万円とする。 |
中央近代化基金「燃料費対策特別融資」 ポスト新長期規制適合車又は平成28年排出ガス規制適合車で、且つ平成27年度燃費基準を達成した車両の導入及び自家用燃料供給施設の整備に必要な設備資金 |
・対象 ①ポスト新長期規制適合車又は平成28年排出ガス規制適合車で、平成27年度燃費基準を達成した車両の導入に必要な設備資金 ②自家用燃料供給施設整備に必要な設備資金 (注)融資推薦対象資金には消費税を含めることができる ・補助額・補助率 2千万円 (地方ト協の限度額とは別枠とする) |
自動点呼機器導入促進助成事業 安全性の向上、労働環境の改善、人手不足の解消等に資するため、会員事業者が自動点呼機器を導入する場合、導入費用の一部の助成支援 |
・対象 対象となる自動点呼機器 ・補助額・補助率 対象となる自動点呼機器の導入費用(周辺機器、セットアップ費用及び契約期間中のサービス利用料を含む)(上限10万円) ※当該年度内の申請台数は、各協会1事業者あたり1台分を上限とする。但し、所属する協会の域内に安全性優良事業所(Gマーク事業所)を有する事業者は2台分(上限20万円)とします。 |
「働きやすい職場認証制度」認証取得費助成事業 国が創設した「働きやすい職場認証制度(正式名称:「運転者職場環境良好度認証制度」)の認証取得(新規認証または継続申請)をした場合、その費用の一部の助成支援 |
・対象 事業者が負担した、本制度の認証取得にかかる以下の費用の一部 ①新規認証取得(上位認証取得を含む)にかかる審査料・登録料 ②同位認証継続にかかる審査料・登録料 ③(3)三つ星の新規認証取得にかかる審査料・登録料 ※前年度(令和5年度)に認証申請した分についても、助成の対象とします。 ・補助額・補助率 上記①3万円を上限 上記②2万円を上限 上記③5万円を上限 |
中央近代化基金「激甚災害融資(令和6年能登半島地震)」 令和6年1月1日に発生した「能登半島地震」で被害を受けたトラック運送事業者の経営安定確保に資するため |
・対象 激甚災害を受けた事業者の経営安定の確保を目的とした事業の再建又は正常な操業維持に必要な設備資金及び運転資金 ・補助額・補助率 5千万円 (個別企業体・共同体とも) |
経営診断・経営改善支援・運賃交渉支援事業 中小規模の会員事業者において経営状況を把握し、改善に取り組み、さらに取引先との運賃交渉を行うことを支援するため |
ステップ1(経営診断) ・費用のうち8万円(G マーク事業者は10万円) ・診断士の旅費交通費(上限5万円) ステップ2(経営改善支援) ・費用のうち12万円(G マーク事業者は13万円) ・診断士の旅費交通費(上限5万円) ステップ3(運賃交渉支援) ・費用のうち1日あたり8万円、最大4日・32万円 (G マーク事業者は1日あたり9万円、 最大4日・36万円) ・診断士の旅費交通費(上限5万円) |
引用:全日本トラック協会「助成制度」
補助金・助成金を利用する際の注意点
補助金・助成金を利用する際の注意点は下記が挙げられます。
- 公募期間中でも早期に受付終了となる場合がある
- 事業が行えていないと補助決定が取り消される場合がある
- 補助金は後払いになる
- 申請前の事業は補助対象にならない
- あとから会計検査院の検査が入る場合もある
補助金や助成金の公募が始まったとき、申請受付期間が定められていますが、応募が多い場合、早期に締め切られてしまうこともあります。
また、せっかく補助金の決定が下りたとしても、事業を行えていないと取り消されてしまうため注意が必要です。
ほかにも、補助金の申請前に行った事業は対象とならず、申請した事業も後払いになる点を理解しておきましょう。
補助金の対象となった事業は、あとから会計検査院の検査が入る場合もあるため、事業はしっかりと完了させ、特にお金の収支はしっかりと記録しておくことをおすすめします。
補助金・助成金の申請・手続方法
運送業の補助金・助成金を利用する際の一般的な流れや手続き方法は以下のとおりです。
- 制度のホームページで要項を確認
- 提出する書類の準備
- 審査結果通知が届くまで待つ
- 計画書に沿って取り組みを実施
- 完了報告書を提出して支給を待つ
補助金・助成金の申請をする前に、利用する補助金・助成金の公募要項を確認しておくことが大事です。
要件や申請期間など詳しい内容をチェックしておきましょう。
また、申請に必要な書類は余裕を持って準備しておくことをおすすめします。
申請が多く、早期に締め切りとなったり、書類内容のミスや書類不備が原因で修正が必要になったりする可能性があるからです。
審査結果は、1ヶ月以上かかる場合がありますので、なるべく早く申請しておくとよいでしょう。
採択結果が届けば、計画書に沿って取り組みを実施します。
期日内に完了し、あとは、完了報告を提出して支給を待ちます。
補助金や助成金の種類によっては、上記の流れとは異なる場合もあるため、申請前には要項を確認しておくことが重要です。
補助金・助成金の活用で事業の継続を安定させよう
運送業で活用できる補助金や助成金は、それぞれの目的によって多様な種類があります。
ただし、補助金や助成金の利用には条件を満たす必要があり、支給決定までに1年近くかかるものが多いので、資金繰りには注意が必要です。
補助金・助成金には社員の給料アップや会社設備の強化、人材育成に活用できるものがあるため、うまく活用すれば事業の安定や新しい事業に利用できるでしょう。
自社の事業のブラッシュアップにもつながります。
新しいドライバーを雇い、補助金や助成金を活用することもできます。
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