コラム

94%の企業がZ世代とのギャップを感じている!今までの当たり前は通じない?具体的な取り組みや意識も紹介

目次

91.4%の企業でZ世代の雇用経験あり

Z世代との世代間ギャップ調査を実施

運送業の若者離れにおいて高齢化が進む中、若手採用に本格的に力を入れている企業も多い昨今。個性や自分らしさ、自由や柔軟性を重要視するZ世代が社会人として働き始め、Z世代を雇用している企業も多いです。そんな部下との接し方や教育方針、会社の制度の在り方など、若手との接し方が分からず、悩みを抱えている管理職、採用担当の方も多いのではないでしょうか。

 

今回ドラピタでは運送業の企業を対象に「Z世代との世代間ギャップ実態調査」を実施しました。Z世代、いわゆる若手とのコミュニケーションで気を付けていること、採用を成功させるためにおこなっていること、世代間でのギャップのエピソードなど、様々な回答が得られました。

トラックの保有台数

今回の調査「Z世代との世代間ギャップ実態調査」では保有車両台数10台未満~100台以上の中小企業・大企業合わせて105社から回答が集まりました。

 

Z世代の在籍割合

『Z世代(27歳以下)の従業員は在籍していますか?』の問いに対し、74.3%が「現在在籍している」と回答しました。17.1%の企業も「過去にしていたが、現在はしていない」と回答し、Z世代の雇用経験のある企業は全体の91.4%と9割を超える結果になりました。

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Z世代との関わり合い

コミュニケーションで気を付けていることとは?

コミュニケーションで気を付けていること

Z世代が「現在在籍している」過去にしていたが、現在はしていない」と回答した企業を対象に、『Z世代とのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?』と質問をしました。(複数回答)

「個性を尊重している」と回答した企業が最も多く、次いで「プライベートな話につっこみすぎないようにしている」の回答が多い結果になりました。「仕事を1つずつ丁寧に教える」や「丁寧な口調で話しかける」といった回答も一定数あり、全体的に【個性を尊重し、一人の人間として丁寧な対応】を心がけている印象です。

大多数の企業がZ世代との違いを感じている

Z世代と自分の世代の違いを感じる割合

『Z世代(27歳以下)と自分の世代で考え方の違いや能力の違いを感じたことはありますか?』には「とてもある」が55.2%。「少しある」が39.6%で94.8%とほとんどの企業が考え方の違いや能力の違いを感じているという結果になりました。

Z世代はプライベートを重視している?

Z世代との違い

Z世代と自分の世代で考え方や能力の違いを感じていると回答した企業を対象に『どのような点に違いを感じたか』と質問しました。(複数回答)

「プライベートを重要視している」と回答した企業が最も多い結果になりました。

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今までの当たり前は、当たり前ではない?

企業が感じるZ世代への印象

実際にZ世代を雇用したことのある企業が感じたZ世代への印象や、リアルなエピソードでは様々な回答が得れました。

・男性社員ではじめて育休の申請をしたのがZ世代。40代以上ではできない行動。感心した

・以前であれば給与と仕事量のバランスが悪ければ「退職」という道を進むスタッフが多かったように感じるが、現在は正社員としての籍をおきつつ「Wワーク」で従事するものが多くなった

・プライベートを重視する世代だと認識していたが、もっと稼ぎたいという理由だった。稼ぐにしても、もっと時間をうまく使って効率的に稼ぎたい思いがあるのではないか

・会話の返答に対し伝わったのか疑問に感じることがある

・注意をされると何かしら言い訳をしているように感じる。自分(回答者)の世代のように上下関係を気にしてないように思える。

・欠勤や報連相などの連絡手段が電話や対話ではなく、SNSやショートメールを利用する

・給料よりも残業時間や休暇を重要視する

・面接の際、35歳以上は給料を求め、35歳以下は休みを求める

感心する声もある中で、今まで当たり前だと思っていた仕事への向き合い方において、世代間でのギャップがとても多いようです。

9割以上の企業がZ世代を雇用したいと考えている

Z世代を採用したい割合

世代間のギャップでは様々な声が挙がる一方、Z世代の採用については90%以上の企業が「採用・雇用をしていきたい」と回答が得られました。では、実際に若手の採用・雇用を行うために、企業がどのような工夫をしているかが以下になります。

採用・雇用のための具体的な施策を紹介

Z世代の採用雇用の施策

「労働環境の整備」「労働条件の整備」と回答した企業が多く、職場の環境、福利厚生、制度、雇用条件などを見直しているようです。「求人の打ち出し方の工夫」の回答も多く、最近では「SNSの活用」も積極的に行われているようです。

では具体的に、採用においてどのような施策を行っているのでしょうか。実際の声を紹介します。

【SNS】

・Z世代が就職において何を軸にしているかを認識(例:福利厚生や働き方や社風)し、自社でもっているものを最大限PRする為にSNSを活用

・採用に関連性がないアットホームな投稿をSNSに投稿し、SNS広告・採用サイト・広告で興味を持ってもらっている

・YouTubeや動画での訴求

・SNSを利用したダイレクトリクルーティング

【環境・条件の見直し】

・希望休暇を積極的に取り入れるようにしている。 残業も少し上の世代と比較すると時間を短縮している。

・明確な休日の確保や役割による賃金格差の説明

・女性専用部屋の設置

・個人の取組では限界があるので会社の制度、ルールにして全員で取組む。 制度は人事評価制度を含むキャリアパスを若者に夢が描けるような制度に変更

【採用活動】

・説明会は、同世代のメンバーが実施する

・求人の打ち出しをワークライフバランスで押し出し、面接はできる限り仕事と長所の関連付けをして褒めたりしています。

・面接時用の動画作成

・面接でなく、座談会のような面接に切り替えている

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Z世代の教育への意識や考え方とは

従来の考えは脱却し今の世代に合わせた対応が必要か

実際にZ世代の雇用を経験している企業が今までの採用・教育を通して「Z世代(27歳以下)の採用や雇用、教育に関して」どのように考え、感じているかの意見も集まりましたので紹介します。

・昭和時代の俺の背中を見て覚えろ的な指導では通用しない。

・従来の考え方では採用出来ない為、若年層に併せた対応をしなければ採用は難しいと考える。

・プライベート重視の思考や副業への関心、意欲が強い方が多いと感じている。 企業として今の時代に合った就業規則等の見直しを推進しなければと思う。

・ITリテラシーが高すぎる反面その行動が道徳的配慮や個人・法人の名誉を棄損し抵触することを事前に教育している。

・従来の体育会系の指導方法や接し方では、ジェネレーションギャップを感じ帰属意識も生まれてこない。多様性を重視し、管理職にも個性に合わせたコミュニケーションの取り方などを勉強させている。

・上の当たり前は下の当たり前ではないので、仕事の説明や理解度の確認を適宜行い、構いすぎにも放置にならないようにも注意する。

令和の時代に合わせた対応が成功のカギ

Z世代を雇用している企業の多くが、Z世代をはじめとした若手に寄り添う教育を心がけていることがわかりました。Z世代の特徴として、自分らしさを大切にし自由な環境を好む傾向があります。仕事では1対1での面談や対応を心がけ、個人の考えを尊重することがZ世代の定着のカギかもしれません。また、Z世代は学生時代から自身や災害、パワハラなどの社会問題を考えさせられていた世代です。そういった点から、社会貢献への貢献意識が強い傾向にあります。仕事においてやりがいや、社会にどう貢献できるか、その体験を踏まえてどう成長できるかを伝えてあげることが必要なのかもしれません。

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竹村 優

竹村 優

2017年に運送特化求人サイト「ドラピタ」を立ち上げ7年、東海エリアではトップシェアのドライバー求人サイトに成長しました。関東圏、関西圏、九州圏にもっと「ドラピタ」広げていくのはもちろん、運送会社の採用課題を解決する商品をどんどん開発中。今では6つの自社商品を開発し、多くの運送会社様にご利用いただいています。夢は運送業界を「子どもたちの憧れの仕事」にすること。採用から運送業界を変えていけると本気で思っています。
竹村 優

竹村 優

2017年に運送特化求人サイト「ドラピタ」を立ち上げ7年、東海エリアではトップシェアのドライバー求人サイトに成長しました。関東圏、関西圏、九州圏にもっと「ドラピタ」広げていくのはもちろん、運送会社の採用課題を解決する商品をどんどん開発中。今では6つの自社商品を開発し、多くの運送会社様にご利用いただいています。夢は運送業界を「子どもたちの憧れの仕事」にすること。採用から運送業界を変えていけると本気で思っています。