コラム

推進される物流DX。企業の認知度は6割弱…!?運送業界のDXに関する意識調査結果

目次

ドラピタ」にて、契約中企業を対象に「運送業のDXに関する意識調査」を実施しました。

 

「2024年問題」も直前に迫り、働き方改革関連法の施行による時間外労働時間の上限規制が、いよいよ運送業にも適用されます。2023年12月に弊社が調査した「運送業界のドライバー不足に関する企業調査」では9割の企業でドライバー不足を感じている結果となり、ドライバー不足の顕在化や採用難、早期離職が問題となっているのが実情です。

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2024年問題に対する、人材不足や労働時間において課題解決のカギともいわれている物流DX。今回の調査「運送業のDXに関する意識調査」では保有車両台数10台未満~100台以上の中小企業・大企業合わせて85社から回答が集まりました。

保有車両の台数の比率

運送業界での「DX」の認知度は?

6割が意味を理解している一方、理解できていない企業も多い

DXの理解度

「DXという言葉を聞いたことがありますか」という問いに対し、58%の企業が『聞いたことがあり、意味も理解している』と回答しました。一方、約半数の41%の企業で『聞いたことはあるが、理解していない』『聞いたことがない』と回答があり、まだまだDXについて浸透されていないことが伺えます。

 

理解している企業は取り組みにも前向き

DXの取り組み

DXを聞いたことがあり、意味も理解している企業のDX取り組みについては、『積極的に取り組んでいる』(18%)『一部取り組んでいる』(42%)という結果になりました。また、『まだ取り組めていないが、取り組みたいと考えている』と回答した企業は36%で、DXについて理解している企業の多くは、DX化について前向きな回答となりました。

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IT点呼やシステムの導入を実施している企業が多数

具体的なDXの導入事例は?

DXの具体的な業務取り組み

DXを導入する業務内容で一番多くを占めたのが『労務管理』(66.7%)。次いで、『人手不足の解消』『配車管理』『ペーパーレス化』(56.7%)となりました。(複数回答)

具体的な導入事例については、

・IT点呼

・保管管理の工数削減を目的とした書類データ化

・人事、労務、勤怠システムの導入・改善

・配車のオーダー表をメールもしくはEDIに変更

などが挙げられ、書類のデジタル化、勤怠管理、配車管理、人事・労務管理のシステムを導するなど、主に人事・労務業務のDX化が進んでいるようです。

DXに詳しい人材不足が課題

DX化を推進していく中での課題

一方、DX化を推進していく中で、課題が残る部分もあり、『社内のリテラシー不足』(66.7%)や『DX人材の不足』(63.3%)の回答が多い結果になりました。DX化を推進していくことに積極的な反面、DXに詳しい人材が社内に不足していることが伺えます。

 

取り組みたい。一方でDX人材の不足が足止めになっているのか

2024年問題・人材不足…課題は多い

DXの取り組みに対し、「まだ取り組めていないが、取り組みたいと考えている」と答えた企業(36%)が、今後どのような業務や課題に対してDXの取り組みが必要だと考えている結果が次になります。

DX化が必要な業務や課題

『2024年問題への対応』(72.2%)が最も多く、次いで『人材不足の解消』(61.1%)『配送ルートの最適化』『配車の管理』『ペーパーレス化』(50%)という結果になりました。

積極的に取り組んでいる企業で一番多くを占めた『労務管理』については半数を下回る44.4%という結果となりました。

DX化を推進していく上での課題

DX化を推進していく中で、課題だと感じることについては、『DX人材の不足』(83.3%)、『社内のリテラシー不足』(77.8%)という結果となりました。いずれも、現在積極的にDX化を取り組んでいる企業と同様、DXについての知識や見解がある人材が不足しているのかもしれません。

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人材不足の課題解決は急務

DXという言葉を「聞いたことはあるが、意味は理解していない」(21.2%)「聞いたことがない」(20%)と回答した企業に対して「社内で課題となっていることや改善していきたいこと」を質問したところ下記の結果となりました。

『人手不足の解消』(88.6%)が最も多く、次いで『2024年問題への対応』『人材教育』(51%)という結果になりました。運送業界の2024年問題もまもなく施行されますが、人材不足や教育、定着について課題だと感じている企業が多いです。

推進されている物流DXには賛否両論の声が挙がる

DXについて考えていること、感じていることなど、現場のリアルな声として運送業界のDX化には賛否が分かれる結果となり、様々な声が挙がりました。

【前向き・賛成の声】

  • 2024年問題の対策には必然的にDXは必須。人材確保が難しければシステム化で効率を上げていくしかない。(関東/一般貨物)

  • 近い将来に若い世代が中心となって効率的な運営をすすめるには不可欠(関東/一般貨物)

  • 今後管理者の人手不足はますます増加していく傾向にあると思いますが、管理者の業務効率化を図るためにもDX化は必要だと思います。また乗務員管理についても、DX化を進めることによってよりよい管理ができると思います。(中国/一般貨物)

【不安・反対の声】

  • デジタル化が進んだ場合、突発なトラブルをどう回避してくれるかが不安 (関東/食品配送)

  • 社内で一度もDXという言葉を発する乗務員をみたことがない。例えば、DX化を望む配車業務においても、拠点それぞれの配車方法(文化・仕組み)があるため、システム統一しても配車組みが改善されるとは思えない。(九州/食品配送)

  • 使い勝手が簡単なものでなければ現場に浸透させるのが難しい。(東北/一般貨物)

  • DXを正しく認識している方はかなり少ないと思います。また運送業の場合、顧客の取組の比重が大きいと思われます。1社での努力は限られているので、国がもっとできるような施策を打ち出さないとなかなか進展していかないと思います。(関東/一般貨物)

 

ドライバーの採用・定着はドラピタで!

2024年問題の働き方改革も直前となった今、労働環境の改善や人材確保は急務。

私たちの生活を支える社会インフラとして大切な産業なのにも関わらず、目指す人材が少ないことがこの業界が抱える課題となっています。

ドラピタでは”運送業界を子どもたちの憧れの職業に”のビジョンを掲げ、ドライバー不足の解消を通して業界の発展に貢献したいと考えています。

 

掲載企業数累計2,500社、案件数累計4000件以上。運送業の求人に特化したプロたちが人材採用のサポートをします。採用ニーズに合わせた多彩な契約プランや、採用や定着に特化した広報ツールなどもご用意しています。

【運送業専門求人サービス ドラピタ】

https://www.dorapita.com/

竹村 優

竹村 優

2017年に運送特化求人サイト「ドラピタ」を立ち上げ7年、東海エリアではトップシェアのドライバー求人サイトに成長しました。関東圏、関西圏、九州圏にもっと「ドラピタ」広げていくのはもちろん、運送会社の採用課題を解決する商品をどんどん開発中。今では6つの自社商品を開発し、多くの運送会社様にご利用いただいています。夢は運送業界を「子どもたちの憧れの仕事」にすること。採用から運送業界を変えていけると本気で思っています。
竹村 優

竹村 優

2017年に運送特化求人サイト「ドラピタ」を立ち上げ7年、東海エリアではトップシェアのドライバー求人サイトに成長しました。関東圏、関西圏、九州圏にもっと「ドラピタ」広げていくのはもちろん、運送会社の採用課題を解決する商品をどんどん開発中。今では6つの自社商品を開発し、多くの運送会社様にご利用いただいています。夢は運送業界を「子どもたちの憧れの仕事」にすること。採用から運送業界を変えていけると本気で思っています。